Microsoft(R) Active Server Pages (ASP) を使うと、スクリプトを自分の HTML ページの中に埋め込むことによって、Web サイトにふさわしい動的でインタラクティブなコンテンツを作成することができます。従来、VBScript や JScript などの主なスクリプト言語で記述されていたスクリプトは、それらの言語をサポートしている Web ブラウザが処理していました。Active Server Pages では、VBScript や JScript のコマンドを Web サーバーで処理することができるようになりました。Web サーバーと情報をやり取りすることができるブラウザであれば、VBScript や JScript をサポートしていない場合でも ASP と連動して動的な出力を得ることができます。
ここで紹介する 3 つのチュートリアル モジュールは、よく使われる Active Server Pages の機能について段階的に説明するものです。
- ASP ページの作成: このモジュールでは、HTML (Hypertext Markup Language) および ActiveX の基本的な機能の一部を使い、ASP ページ (.asp ファイル) を作成します。ここでは、HTML ページ作成のための基礎知識を既に習得していることを前提として説明しています。
- ActiveX サーバー コンポーネントの使用: このモジュールでは、Active Server Pages に付属の ActiveX サーバー コンポーネントの一部を使います。これらのコンポーネントを使うと、データベースなどの情報源から情報を挿入できるように、スクリプト言語を拡張することができます。ここでは、Microsoft(R) Visual Basic(R) Scripting Edition (VBScript) を既に使用していることを前提として説明しています。
- 独自の ActiveX サーバー コンポーネントの記述: このモジュールでは、財務計算用の独自の ActiveX サーバー コンポーネントを作成します。ここでは、Visual Basic 4.0 Professional Edition または Visual Basic 4.0 Enterprise Edition のどちらか (ただしいずれも 32 ビット版) がインストールされていること、および、Visual Basic のプログラミングを既に習得していることを前提として説明しています。
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