Direction プロパティ

Parameter オブジェクトが、入力パラメータ、出力パラメータ、入出力パラメータ、あるいはストアド プロシージャからの戻り値のどれであるかを示します。

設定値と戻り値

次の ParameterDirectionEnum 値のうちの 1 つを設定または取得します。

定数

説明

adParamInput

1

入力パラメータ (デフォルト)

adParamOutput

2

出力パラメータ

adParamInputOutput

3

入出力パラメータ

adParamReturnValue

4

戻り値

解説

Direction プロパティは、プロシージャとの受け渡しに使用するパラメータを指定するために使います。Direction プロパティは読み取り/書き込みが可能です。このため、この情報を返さないプロバイダを使用する場合や、この情報の取得のために ADO によるプロバイダへの呼び出しを行いたくない場合に、このプロパティを使うことができます。

すべてのプロバイダがストアド プロシージャの中でクエリー パラメータの方向を判別できるわけではありません。このような場合は、Direction を設定してからクエリーを実行する必要があります。

対象

Parameter