Size プロパティ

Parameter オブジェクトの最大サイズをバイト単位または文字単位で示します。

設定値と戻り値

Parameter オブジェクトの値の最大サイズをバイト数または文字数で示す長整数型 (Long) の値を設定または取得します。

解説

Size プロパティは、Parameter オブジェクトの Value プロパティに対して書き込みや読み取りを行う値の最大サイズを決めるために使います。Size プロパティは読み取り/書き込みが可能です。

Parameter オブジェクトに可変長データ型を指定する場合は、必ず Parameter オブジェクトの Size プロパティを設定してから Parameters コレクションに追加してください。プロパティを設定せずにコレクションに追加しようとするとエラーになります。また、Parameter オブジェクトを Command オブジェクトの Parameters コレクションに既に追加していて、そのデータ型を可変長データ型に変更する場合も、必ず Parameter オブジェクトの Size プロパティを設定してから Command オブジェクトを実行してください。この場合もプロパティを設定せずに Command オブジェクトを実行しようとするとエラーになります。

Refresh メソッドを使ってプロバイダからパラメータ情報を取得したときにプロバイダが 1 つ以上の可変長データ型の Parameter オブジェクトを返した場合、ADO はそれらのパラメータに必要と思われる最大サイズに基づいてパラメータ用のメモリを割り当てますが、このパラメータをそのまま使ってコマンドを実行するとエラーになります。エラーを避けるためには、Size プロパティを明示的に設定してから Execute メソッドを呼び出してください。

対象

Parameter