編集中レコードに対して適用されるロックの種類を示します。
次の LockTypeEnum 値のうちの 1 つを設定または取得します。
定数 |
値 |
説明 |
adLockReadOnly |
1 |
読み取り専用 セ データを交換できません。 |
adLockPessimistic |
2 |
レコード単位での排他的ロック セ プロバイダは、レコードの正常な編集を保証するために、必要な操作を実行します。通常は、編集操作と同時にデータ ソースにあるレコードを直ちにロックします。 |
adLockOptimistic |
3 |
レコード単位での共有的ロック セ プロバイダは、Update メソッドを呼び出したときだけレコードをロックする、共有的ロックを使用します。 |
adLockBatchOptimistic |
4 |
共有的バッチ更新 セ 即時更新モードに対するバッチ更新モードのために必要です。 |
LockType プロパティは、Recordset オブジェクトを開くときにプロバイダが使用すべきロックの種類を設定したり、開いている Recordset オブジェクトに対して現在使用しているロックの種類を調べたりするために使います。LockType プロパティは、Recordset が閉じているときは読み取り/書き込みが可能であり、開いているときは読み取り専用です。
プロバイダはすべての種類のロックをサポートしているとは限りません。プロバイダは、要求された LockType の設定をサポートすることができない場合に、別の種類のロックを代用します。Recordset オブジェクトで利用できる実際のロック機能を調べるには、Supports メソッドを使います。
注意 バッチ更新 (adLockBatchOptimistic) を使う場合は、キーセット カーソルまたは静的カーソルのどちらかを選択してください。