CreateParameter メソッド

指定されたプロパティを使用して新しい Parameter オブジェクトを作成します。

構文

Set parameter = command.CreateParameter(Name, Type, Direction, Size, Value)

CreateParameter メソッドの構文には、次の指定項目があります。

指定項目

説明

parameter

作成する Parameter オブジェクトを表すオブジェクト変数です。

command

新しく作成した Parameter オブジェクトを追加する Parameters コレクションを持つ Command オブジェクトを表すオブジェクト変数です。

Name

Parameter オブジェクトの名前を表す文字列型 (String) です。

Type

(省略可能) Parameter オブジェクトのデータ型を指定する長整数型 (Long) の値です。有効な設定については、Type プロパティを参照してください。

Direction

(省略可能) Parameter オブジェクトのオブジェクト型を指定する長整数型 (Long) の値です。有効な設定については、Direction プロパティを参照してください。

Size

(省略可能) パラメータ値の最大長を文字単位またはバイト単位で指定する長整数型 (Long) の値です。

Value

(省略可能) Parameter オブジェクトの値を指定するバリアント型 (Variant) です。

解説

CreateParameter メソッドは、指定された名前、型、方向、および値を持つ新しい Parameter オブジェクトを作成するために使います。引数に渡した値は、すべて対応する Parameter プロパティに書き込まれます。

このメソッドでは、作成された Parameter オブジェクトが Command オブジェクトの Parameters コレクションに自動的に追加されるわけではありません。このメソッドでは、Parameter オブジェクトをコレクションに追加するときに ADO に確認させる追加のプロパティ値を設定します。

引数 Type に可変長のデータ型を指定する場合は、引数 Size を渡すか、または Parameter オブジェクトの Size プロパティを設定してから、Parameters コレクションに追加する必要があります。サイズを指定しないまま追加しようとするとエラーになります。

対象

Command

関連項目

AppendParameterParameters